日本古伝正方 不動禅少林寺流拳法

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古くからの日本の伝統や礼節を尊ぶ心を見失わず、誇りある日本人になろう

■日本人の誇りを失う事無く心豊かな暮らしを!

 いつの頃からか大人から子供まで低下しだしたモラルは、心の歪みを生じさせ確実に健康な心身を蝕み、世界一安全と謳われた治安の悪化が進み、年々増加する凶悪な犯罪から小さな子供たちや高齢者等弱者を守るため、自治会などで地域ぐるみの防犯取り組みが試みられています。少子高齢化の進む中、私たち日本人が豊かな暮らしの中でいつの間にか失われてしまった伝統文化の継承、相手に対する正しい理解と思いやり、そして古くから重んじられてきた礼節を尊ぶ心、健全な精神と健全なる身体は、いつの時代にも欠かすことのできない社会発展の原動力です。
 私たちは死ぬためにこの世に生まれてきたのではありません。生きる価値を求め、試し、味あうために生まれ育っているのです。
 拳法の稽古をすると言うことは、悪い汚れは洗い落とし、美しく良いところは益々伸ばして、身体を鍛え、心を練って真実の自己を発見し、二度とない人生を自らの手で築き、創造すると言うことです。少年には少年の生き方があり、青年には青年の、壮年には壮年の希望があり、女性には女性らしい夢があります。拳法は少しも難しくありません。あなたの理想実現のための手助けです。あなたのライフスタイルを少しだけ変えてみませんか?一度道場に来て一緒に体を動かし汗を流してみて下さい。きっとあなたの暮らしの中で何かが変わるはずです。

■不動禅少林寺流拳法の特徴は真実の生き方を学ぶ事。
(1)技法即説法

 この道には「五伝三法十五拳一括一整」という膨大な技法がありますが、技法即説法とはこれらの技の修練を通じて、日常の真実の生き方を学ぶと言うことです。たとえば、拳で相手を攻撃すると言うことは、日常生活では是非善悪を判断して正しい言動をするということになります。
 理合にかなった攻撃は必ず相手に多大のダメージを与えるように、すじ道の通った言葉には、自から首是させるものがあるのと同様です。
 このように、術技の修練が直ちに人としての生き方を明示しているところに、この道の特徴があります。拳技を修練することも、言葉によって商売をしたり、会議をすすめることも、その根本は心のはたらきの現象であると言えましょう。
 心身一如の不動心によって人間完成をめざすこの道が、単なる武道でなく、もっと崇高な宗門の行であると言われる所以はここにあるのです。

(2)妙法は転によって生ず

 よく「論語よみの論語知らず」ということを聞きます。論語の文章はよく知っているけれども、日常生活に生きた使い方の分らない者のことをいいます。いくら沢山の知識や技術を身につけても適材適所にそれらを上手に活用しなければ、猫に小判、ものの役には立ちません。
 一を聞いたら三を知り、四つめには適確な答えを出して行動する人は、おおいに人から信頼され尊敬されることでしょう。
 妙法とは、目をうばわれるほどのすばらしいテクニックということです。転とは、この場合応用するという意味になります。基本技を修めたならば、状況に応じて適所に使いこなす応用力がないと効果を発揮することはできません。人は予期に反した行動をされるとびっくりするように、その場の現状を読みとり、応用力を働かせて一瞬のうちに転化をする。そこに人のやれない妙法(妙技)が生じ勝ちを制するのであります。
 不動禅はこの虚々実々の心のはたらき、身のこなしを錬磨し応用力を修得するところに大きな特徴があります。是非一度、最寄りの道場にお立ち寄り下さい。

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